製品情報
META-Zシリーズ

META-Zシリーズは特殊設計された活性亜鉛華(ゴム加硫活性剤)です。META-Zを使用すると、ゴムの物性、加工性が大きく向上します。
META-Zシリーズは高純度原料による特殊製法の濃厚水溶液反応によって製造するため、これらの特徴を持ちます。
1.活性度が高い
META-Zの表面亜鉛華は濃厚水溶液反応で生成され、活性度は高くなります。

2.分散性がよい
META-Zは亜鉛華に比べて、粒子径が小さく、真比重も小さいため粒子数は飛躍的に多くなり、また球状と棒状とがミックスされているため分散性も良くなります。
分散性と粒子数

3.比表面積が大きい
META-Zは亜鉛華に比べて、粒子径、真比重が小さく、また表面凹凸度が大きいため、比表面積は大きくなります。
注:META-Zは粒子数が多く、表面凹凸度が大きいため、比表面積が大きくなる。
4.熱伝導がよい
META-Zが混入されたゴムは、亜鉛華が混入されたゴムに比べて、熱伝導が良くなります。
META-Zの熱伝導度は亜鉛華に比べると低いですが、ゴムに配合した場合、コンパウンドの熱伝導度は高くなります。(比重が小さく、粒子数が多いため)
熱伝導と粒子数

5.作業性、分散性がよい
META-Zは作業性の良い球状粒子と分散性の良い棒状粒子とがミックスされているため、作業性、分散性が良好です。
6.加硫ゴムに良好なゴム物性を与える
META-Zは活性度が高く、比表面積が大きく、分散性が良いため、加硫が均一で、架橋の分布、構造のバランスが良く、架橋密度の高い良質なゴム物性が得られます。
7.重金属などの不純物が極めて少ない
META-Zは Pd, Cd分の含有が亜鉛華 3種の約1/100で、作業者の健康管理対策、公害対策上の心配はありません。また、老化を促進するCu, Mn などの重金属類もほとんど含んでいません。
加硫活性効果
一般に亜鉛華はゴムに加硫活性剤として配合され、ある特殊ポリマー以外では不可欠な配合剤です。亜鉛華は加硫工程において、ゴム中でステアリン酸などの酸性物質や促進剤と反応してイオウを活性化し、また加硫反応中に生成するH2Sを固定化して、促進効果をさらに高める作用をします。
ゴム中での亜鉛華とステアリン酸の反応は亜鉛華粒子の表面で反応するため、加硫活性効果は亜鉛華の表面活性度、比表面積、分散性、熱伝導により決定されます。
META-Z グレード紹介
複合活性亜鉛華 META-Z Lシリーズ
(META-Z L40, META-Z L50, META-Z L60,)
亜鉛華は充填剤と同様、ゴムには溶解しないので、ゴム内部での反応はゴム中に溶解しているステアリン酸や促進剤と亜鉛華粒子の表面で反応します。そのため亜鉛華の加硫効率は悪く、また分散性も良好ではないので、実際の加硫反応に必要である以上の亜鉛華が配合されています。これは、配合される亜鉛華粒子の表面の数十%の層しか使用されておらず、大部分の亜鉛華はそのままゴム中に未反応亜鉛華として残留しているためであるからです。よって利用される粒子の表面は亜鉛華でなくてはなりませんが、亜鉛華の内部のボディは必ずしも同じ化学種の亜鉛華でなくとも良いということになります。
複合活性亜鉛華META-Z Lシリーズは、ゴム中へのキャリヤーとしてのボディに特殊製品設計の軽質炭酸カルシウムを選び、その粒子の表面に一般の亜鉛華よりさらに活性度の高い亜鉛華を被覆した下図のような構造を持ちます。
活性亜鉛華 META-Z 102
META-Z 102は活性亜鉛華100%のグレードです。Lシリーズに比べて粒子径、真比重がさらに小さく設計されており、非常に高い活性度を持っています。そのため、亜鉛華配合部数60%ほどで亜鉛華と同等のゴム性能を得ることができます。(亜鉛華 5PHRに対し、META-Z 3PHR)
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