INOUEの仕事
「海外営業」

会社の「存続の意義」と「価値」は
目標の高さと夢の大きさで決まります

積極的な海外展開

自動車産業関連各社の海外進出に伴い、当社製品も海外で使用される機会が増え、農業分野においても海外諸国では安全安心な営農を目指す国家が増加してきました。
その背景を経て、当社では2006年(平成18年)韓国でICボルドーの販売開始、2015年(平成27年)、中国にてICボルドーが農薬(殺菌剤)として登録されて以降、2021年現在、アジア・アメリカ・ヨーロッパの13ヵ国で当社製品を販売展開し、続いて11か国にて展開交渉が進行中です。
韓国では現地法人「井上カルシウムコリア株式会社」を設立し、その後現地パートナー企業と合弁企業「IL&IN CO.,LTD.」を設立、現地で生産販売を開始しております。

コミュニケーションが大切なのは万国共通

国が違っていても、「ユーザーが抱えている問題を解決することが大切」なのは、同じことです。その問題をしっかりとキャッチし、自社の製品で問題解決の提案(ソリューション)を行うためには、コミュニケーションスキルが必要です。
国際事業グループでは海外のお客さまと直接やりとりをすることをモットーとしていますので、海外営業社員はまず語学スキルが必須になります。マレーシア人の社員は、日本語を含め、5か国語を話すことが可能です。




相手国の文化・風習をよく知ること

国にはそれぞれ独自の風習や文化があります。ビジネス上の付き合い方もそれぞれお国柄があり、当然ながら人によって個性があります。
そして、ビジネスは「売り手側が買い手側に提案をする」ものなので、私たちが相手に合わせることが大切であることを実感しています。
取引には直接関係はありませんが、お客さまや関係者の方々と「食事」をともにする機会は少なくありません。「同じ釜の飯を食う」というのは、日本に限ったことではないようです。おいしい料理やお酒を共にしながら、愉快に時を過ごすことは、お客さまや関係者の方々との距離をグッと縮めます。




エビデンスに基づいた製品普及活動

論理的思考でビジネスを進める

工業製品の品質を向上するため、営農を改善するために使われる当社の製品は、契約を結ぶ前にテスト使用を行うなど、有効性を実証する必要があります。そのため感情論に左右されない論理的な思考でビジネスを進めることを重要視しています。

交渉には根気も必要

1回のテスト使用で契約が決まることは少なく、交渉を重ねてようやく契約に結び付くというケースが多いため、交渉には時間を要します。
また、農業資材としての登録は、国や地方の機関とのやりとりも行います。国内の営業も同じですが、海外営業はより根気が必要です。




高知県内企業の海外展開支援

自社のノウハウで地元企業に貢献

さらに2020年からは、高知県内企業の海外進出販路拡大を支援する事業を始めました。当社の海外展開のノウハウと人脈、目には見えない「サービス」で利益を生むビジネスモデルです。
現在、高知県の企業を個別に訪問して商談を行っています。すでに数社の企業様の製品を輸出しています。

ネット環境を駆使して

このような展開が実現した理由の一つに、電子メールや、ZOOMなどのWeb会議サービスなど、インターネットの普及によるところが大きいと思います。
今、新型コロナウイルス感染を防ぐために、渡航ができない状況ではありますが、海外営業社員は蛍が丘オフィスにてネット経由で今日もアクティブに活躍しています。




海外営業の仕事

海外においての製品普及活動
・製品説明や、製品を使った技術指導
・使用テストを行い、結果に応じて改善案の画策
・使用登録に必要な書類の作成

高知県内企業の海外展開支援

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